yo haku

27歳でフリーランスウェディングプランナーになった私が考えていること

お客様を連れて行きたい世界はどこか

お客様を連れて行きたい世界は何か。

自分がその答えをきちんと理解していない限り、お客様はついてこない。

だから、何が理想か考えてる。

 

私が今求めている状況は、家族がもう一度仲良く一緒に居れる時間。

家族がつながっている空間や時間だ。

正直私の家族はもうバラバラだと思う。

子供達が大きくなってからは両親もほとんど話していないし、これからも戻ろうという考えはほとんどない様に感じる。

そういうことって結構いろんな家族の中でも有るのではないだろうか。

それを結婚式の準備やその日一日を通してどうにか修復したいけど、それって正しいアプローチなのかは疑問。

家族の感情は根深いもので、一日でだけは絶対にどうにかできない。

やりたいことは、結婚をする2人に向き合うのではなくて、その2人の家族に向き合うことだから、結婚式という一日の時間を作るウェディングプランナーという仕事は果たして正しいアプローチなのか…。

 

自分がやりたいことは、困っている誰かを助けることなんだろう。

結婚式って、仲の良い家族は何もしなくてもよい雰囲気を醸し出すし、そうじゃない場合はそのままその雰囲気がパーティにもにじみ出る。

だけど、私がお手伝いをすることによって、その空気が変わればいいと心から願っている。

どうしたらそんな魔法使いみたいなことができるのかな。

魔法使いみたいになりたいけれど、空間演出とかではない。

人が変わるときは、対話を通して、相手に言葉や想いを届けたときだと思う。

だから、結婚式でもそうじゃなくても、対話を重ねて、相手を穏やかな世界に導いて、できればそこに一緒に私もいたいんだと思う。

 

そう思うと、また考えが戻るけど、結局結婚式というのはいいきっかけになるのかもしれない。

兄が結婚して、両家の顔合わせをしたときの話を両親から聞いたとき、

お互いの家族のことをもっと話してほしいと思った。

そのためには話せるほどに表に出せる家族関係になっておいた方がいいのだろう。

そこに、私は手を下せるだろうか。

2人を通じて、家族を繋げたい。

私にはわからない2人の世界。2人の家族だけど、きっと話してくれる。きっと向き合えば応えてくれるから、あきらめずに向き合い続けよう。